3. 訪問査定の準備とは?

訪問査定の準備とは、不動産会社の担当者が物件を訪問して、査定を行う際に売主が事前に行っておくべき準備のことです。書類の準備・物件の整理・情報の整理・質問事項の整理をしておくことで、査定の精度が高まり、より有益な提案を受けられます。

この用語のポイント

  • 書類(登記簿・測量図・納税通知書など)を揃えておく
  • 室内・外まわりを、整理・清掃し、物件の状態を見やすくする
  • 物件の履歴・不具合・気になる点を整理しておく
  • 売却の目的・希望・質問事項をまとめておく
Index

このページの目次

訪問査定の準備が大切な理由

訪問査定は担当者が現地で物件の状態を確認し、売主から情報を聞き取って、査定額を算出する、重要な機会です。準備が十分であれば、査定の精度が高まり、売却の提案も具体的になります。

また、担当者との、最初の対面の場でもあります。会社の対応を見極める機会でもあるため、売主も質問を用意して、臨みましょう。

準備する書類

  • 登記事項証明書(登記簿謄本)、または、権利証(登記識別情報)
  • 固定資産税・都市計画税の納税通知書(課税明細書)
  • 測量図・地積測量図・公図・境界確認書
  • 建築確認済証・検査済証・設計図面・間取り図
  • 購入時の売買契約書・重要事項説明書
  • (マンション)管理規約・管理費・修繕積立金がわかる資料
  • リフォーム・修繕の履歴がわかる書類

すべて揃っていなくても、査定は受けられます。わかる範囲で準備しましょう。

物件の整理

訪問査定では、担当者が室内を見て回ります。必ずしも、完璧に片付ける必要はありませんが、次の点を意識すると、印象が良くなります。

  • 玄関・水回りを、清掃する
  • 室内の物を整理し、部屋の広さが、わかるようにする
  • 換気をし、においに、注意する
  • 窓・カーテンを開けて、明るくする
  • 庭・外まわりの、ごみ・草を整える
  • 設備(給湯器・エアコンなど)が動作するか、確認しておく

あまり、飾り立てる必要はありません。普段の状態を清潔に保つ程度で十分です。

情報の整理

  • 物件の購入時期・購入価格
  • リフォーム・増改築の履歴と時期
  • 雨漏り・シロアリ・設備の不具合などの、履歴
  • 近隣・周辺環境の特徴(騒音・日当たり・便利な点)
  • 越境・境界の状況
  • ローンの残債・金融機関

不具合やマイナスの情報も正直に伝えることが大切です。隠すと、後で価格の見直しや、トラブルの原因になります。

質問事項の準備

  • 査定額の根拠(使用した、手法・事例)
  • 売却の見込み期間と販売戦略
  • 仲介手数料・その他の費用
  • 売却後の手取りの目安
  • 買取の場合の価格・条件
  • 媒介契約の種類の提案

質問をメモしておくと、聞き忘れを、防げます。

当日の流れと、立ち会い

訪問査定の当日は担当者が外観・周辺環境・室内・設備・境界などを、確認し、売主からヒアリングを行います。所要時間は30分〜1時間程度が一般的です。

売主は原則として、立ち会います。物件の細かい点(増築部分、リフォーム箇所、不具合の位置など)を直接、説明できると、査定の精度が上がります。空き家や土地の場合は立ち会いなしでの、対応も相談できます。

モデルケース:準備が査定に活きた例(イメージ)

Uさんは、訪問査定の前に購入時の契約書・リフォームの領収書・測量図をファイルにまとめて、おきました。担当者は書類を見て、「リフォームの内容がわかるので、査定に反映できます」と評価しました。

また、Uさんは、雨漏りの、過去の修繕履歴も正直に伝えました。査定書には、その点も記載され、売却時の告知の準備にも、なりました。事前の準備と正直な情報提供が的確な査定につながった例です。

さいたま市で売却する場合の視点

さいたま市内の物件の訪問査定では、前面道路の幅員・接道状況・用途地域・ハザードマップの状況なども、確認されます。さいたま市の都市計画情報を事前に確認しておくと、担当者との話がスムーズに進みます。

Checklist

3. 訪問査定の準備のチェックリスト

売却を進める前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 書類を準備した
  • 室内・外まわりを、整えた
  • 物件の履歴・不具合を整理した
  • 質問事項をまとめた
  • 立ち会いの日程を調整した
FAQ

3. 訪問査定の準備に関するよくある質問

Q訪問査定では、掃除は必要ですか?
完璧な掃除は不要ですが、清潔な状態にしておくと、印象が良くなります。
Q書類が揃っていなくても、よいですか?
はい。揃っていなくても、査定は受けられます。
Q訪問査定には、立ち会いが、必要ですか?
室内を確認する場合は立ち会いを、お願いするのが、一般的です。
Q訪問査定の所要時間は?
現地確認で30分〜1時間程度が一般的です。
Q不具合は伝えるべきですか?
はい。正直に伝えることで、正確な査定が受けられます。
Q訪問査定は何社に頼むべきですか?
2〜3社が目安です。
Related

関連する大辞典の項目

あわせて理解しておきたい、関連項目です。

  • 机上査定・訪問査定:机上査定は現地を見ずに、書類と周辺の事例からおおよその価格を算出する査定です。訪問査定は担当者が現地を訪れ、建物の状態や周辺環境を確認して、より精度の高い価…
  • 査定:査定とは、不動産会社が売却しようとする不動産の価格をおおよそ見積もることです。「この価格なら、おおむね売れるだろう」という目安であり、実際の売却価格を保証す…
  • 査定書の見方:査定書の見方とは、不動産会社が作成する、査定書(査定報告書)の記載内容の読み方と確認ポイントのことです。査定書には、査定価格・価格の根拠・周辺の取引事例・売…
  • 1. 情報収集・相場把握:情報収集・相場把握とは、不動産売却の最初のステップで売却を検討し始めた段階で物件の情報を整理し、相場や売却の流れ、費用・税金などの、基礎知識を集めることです…
  • 2. 不動産会社選びのポイント:不動産会社選びのポイントとは、売却を任せる不動産会社を選ぶ際に確認すべき、基準のことです。免許・実績・査定の根拠・担当者の対応・販売力・フォロー体制などを、…
  • 4. 媒介契約の締結:媒介契約の締結とは、売却を依頼する不動産会社を決めたあと、売主と不動産会社の間で媒介契約書を取り交わす、手続きです。契約の種類(一般・専任・専属専任)・期間…
  • 5. 売り出し価格の決め方:売り出し価格の決め方とは、売却活動を始める際に広告に掲載する価格をどのように、設定するか、という考え方です。査定価格・周辺の売り出し状況・売主の希望・値引き…
  • 6. 販売活動(広告・レインズ登録):販売活動(広告・レインズ登録)とは、媒介契約を結んだあと、不動産会社が買主を探すために行う、広告・情報公開・案内などの活動です。レインズへの登録、ポータルサ…

3. 訪問査定の準備に関するご相談も承ります

さいたま市で不動産の売却をお考えの方へ。査定・ご相談は無料、秘密厳守です。お電話またはメールでお気軽にお問合せください。

電話で相談 メール相談