内覧・買主対応のポイント

内覧は、買主が「買うかどうか」を判断する大切な機会です。準備と、当日の対応で、印象は大きく変わります。

Before

内覧前の準備

1

玄関と水回りを重点的に掃除する

玄関・キッチン・浴室・トイレ・洗面所は、買主がとくに見る場所です。

2

不要な物を片付ける

物が少ないほど、部屋が広く見え、暮らしのイメージがわきやすくなります。

3

換気と明るさを整える

内覧前に窓を開けて換気し、カーテンを開け、照明をつけて明るく見せます。

4

においに注意する

ペット、タバコ、生活臭は、慣れて気づきにくいものです。消臭を心がけます。

5

庭・外まわりを整える

草取りや、ごみの片付けで、第一印象を高めます。

6

設備の不具合を確認する

電気、水道、給湯、建具の不具合は、事前に把握して、正直に伝える準備をします。

Day

内覧当日の対応

  • 在宅の場合は、必要以上に話しかけず、質問に答えるスタンスで対応する
  • 不在にする場合は、不動産会社に案内を任せる
  • ペットは、事前に預けるなどの配慮をする
  • 駐車場の場所、近隣の状況など、聞かれたことには正直に答える
  • 値下げの話などは、その場で答えず、不動産会社を通して返答する

内覧のあとは、買主の感想や、気になった点を不動産会社から聞き、次の対策に活かします。

QA

買主からよくある質問

質問

なぜ売却するのですか?

引っ越し、住み替えなど、差し支えのない範囲で、事実を答えます。

質問

住んでみて不便な点はありますか?

正直に答えるほうが、後のトラブルを避けられます。

質問

近隣はどんな方ですか?

わかる範囲で、事実のみを伝えます。主観的な評価は避けます。

質問

リフォームや修繕の履歴は?

時期、内容、書類があれば用意しておきます。

質問

光熱費や、管理費・修繕積立金は?

実際の金額を、正確に答えます。

質問

値引きはできますか?

その場では答えず、不動産会社を通して、条件を調整します。

NG

避けたい対応

  • 不具合や、近隣トラブルなどの事実を隠す
  • 買主の前で、不動産会社と値引きの話をする
  • 買主に、購入をしつこく勧める
  • 室内を暗いまま、散らかったままで案内する
  • 貴重品を、見える場所に置いたままにする

売主として、誠実に対応することが、最終的には、スムーズな売却につながります。

Detail

内覧で、買主は何を見ているのか

内覧に訪れる買主は、物件の条件を事前に調べたうえで、「実際に住んだときのイメージ」を確かめに来ています。ですから、広さや間取りといった数字では伝わらない、日当たり・風通し・においなどの体感が、大きな判断材料になります。

とくに見られるのは、水回りの清潔さと、収納の広さ、窓からの景色、玄関から各部屋への動線です。これらは、掃除や整理整頓で印象が大きく変わる部分でもあります。高額なリフォームをするよりも、まず「清潔で、明るく、すっきり見える」状態を整えることが、費用対効果の高い対策です。

また、物件そのものだけでなく、周辺環境も見られます。最寄り駅までの道のり、スーパーや学校の位置、近隣の雰囲気などを、買主は自分の目で確かめます。売主として、周辺の便利な点(買い物・医療・通勤など)を、具体的に伝えられるよう、準備しておくとよいでしょう。

内覧の印象を良くする小さな工夫

  • すべての部屋の照明をつけ、カーテンを開けて明るくする
  • 玄関に、スリッパを人数分用意する
  • 季節に応じて、冷暖房で室温を整える
  • 洗面所・キッチンの水アカや、水滴を拭き取る
  • ベランダ・庭の見える部分を整える
Case

内覧が少ないときの見直し(イメージ)

売り出してしばらく経っても、問い合わせや内覧が少ない場合は、「入口」と「出口」のどちらに課題があるのかを切り分けます。問い合わせ自体が少ないなら、価格・写真・広告文が、買主の期待と合っていない可能性があります。問い合わせはあるのに、内覧後に決まらないなら、現地の印象や、室内の状態に課題があるかもしれません。

不動産会社と、反響の数と内覧後の感想を共有し、価格の見直し、写真の撮り直し、清掃や小さな補修といった対策を、優先順位をつけて進めましょう。

Checklist

内覧チェックリスト

  • 玄関・水回り・窓まわりを掃除した
  • 不要な物を片付け、収納に余裕を持たせた
  • 換気・消臭をした
  • 照明が、すべて点灯するか確認した
  • 設備の不具合・傷の位置を把握した
  • 周辺の便利な施設を、説明できるようにした
  • 貴重品を、見えない場所にしまった
Mistake

内覧でよくある失敗

失敗例

掃除が、行き届いていない

水回りや、玄関の汚れは、強いマイナス印象になります。

失敗例

物が多く、部屋が狭く見える

不要な物を片付け、収納に余裕を持たせます。

失敗例

暗くて、寒い(暑い)部屋で案内する

照明・カーテン・室温を整えましょう。

失敗例

売主が、売り込みすぎる

買主は、自由に見たいものです。聞かれたことに答えるスタンスで。

失敗例

不具合を、隠す

後のトラブルの原因になります。正直に伝えます。

失敗例

ペットのにおいを、放置する

ペット・タバコ・生活臭は、消臭対策をしましょう。

Flow

内覧当日の流れ

1

事前準備

掃除・換気・照明・片付けを済ませます。

2

買主の到着・案内

不動産会社の担当者が、案内します。

3

室内・外まわりの見学

買主が、自由に見学します。質問があれば、答えます。

4

見学後の感想の共有

不動産会社から、買主の感想を聞き、次の対策に活かします。

FAQ

このテーマのよくある質問

Q内覧には立ち会うべきですか?
立ち会いは必須ではありません。不動産会社に任せるほうが、買主が気兼ねなく見られる場合もあります。
Q居住中でも内覧はできますか?
可能です。日程の調整や、片付けの協力が必要になります。
Q内覧前にリフォームしたほうがよいですか?
費用をかけても、回収できるとは限りません。まずは、掃除と整理を優先してください。
Q内覧の回数に目安はありますか?
物件や時期によって異なります。内覧が少ない場合は、価格や広告内容の見直しを検討します。
Q買主が見つかるまで、どのくらいですか?
物件の条件、価格、時期で異なります。数か月かかる場合もあります。
Q内覧の日程は、どのように決まりますか?
買主の希望を、不動産会社が取りまとめ、売主様のご都合を確認して調整します。
Q内覧中に、買主が写真を撮りたいと言った場合は?
不動産会社の方針に従い、プライバシーに配慮したうえで、了承する場合が多いです。迷う場合は、担当者に任せましょう。
Q内覧を断ることはできますか?
可能ですが、売却の機会を減らす可能性があります。ご事情に合わせて、調整しましょう。
Q居住中で、散らかっています。
内覧前に、できる範囲で整えます。片付けが難しい場合は、買取のご相談もできます。
Q内覧のとき、貴重品はどうすればよいですか?
金庫にしまう、持ち出すなどして、見える場所に置かないようにします。
Q売却理由を、聞かれたらどう答えますか?
差し支えのない範囲で、事実を答えます。
Q内覧を何回すれば、決まりますか?
物件によって異なります。複数回の内覧を経て、決まる場合もあります。

不動産売却のご相談は無料です

査定・ご相談は無料、秘密厳守です。お電話またはメールでお気軽にお問合せください。

電話で相談 メール相談