秋口に需要が高まる理由
秋は人事異動・転勤がある企業も多く、住み替えを、検討する人が増える傾向があります。また、夏休みが、終わり、落ち着いて、物件を探せる時期になるため、内覧・検討が活発になりやすいと、いわれています。
気候が穏やかで、内覧に適した、季節でもあります。年内に入居して、新年を新居で迎えたいという、希望も見られます。
売主の狙い目
- 春に売れなかった物件の再チャレンジ
- 年内に売却・引き渡しを、完了したい場合
- 相続・離婚などで、早めに、決着をつけたい場合
- 確定申告・税務の年度を意識して、年内に売却したい場合(所有期間の判定は1月1日時点)
売却の完了(引き渡し)がいつの年になるかで、税務(所有期間・特例の適用)が変わることがあります。詳しくは、所有期間5年の節目の項目をご覧ください。
春との違い
- 需要の規模:春先に比べると、穏やかな傾向
- 買主の動き:じっくり、検討する、傾向
- 競合物件:春ほど、多くない場合がある
- 引き渡し・引っ越し:業者の手配が比較的、取りやすい
競合が少ない時期に売り出すメリットもあります。
年末年始への注意
12月後半〜1月初めは、年末年始の休みで、不動産取引の動きが、鈍くなる傾向があります。金融機関・司法書士・役所の営業日にも、影響し、決済日の調整が難しくなる場合があります。
年内の引き渡しを、目指す場合は秋口(9月〜10月頃)に売り出し、11月頃に契約、12月前半に引き渡す、スケジュールが現実的です。詳しくは、売却にかかる期間の目安の項目をご覧ください。
価格・戦略
- 相場に合った価格で売り出し、反応を見て、調整する
- 春に売れなかった場合は価格・広告・見せ方を見直す
- 内覧に適した、季節を活かして、物件の魅力を伝える
- 買取との、比較も検討する
詳しくは、売却時期の考え方の項目をご覧ください。
モデルケース:秋に売り出して、年内に売却した例(イメージ)
Bbさんは、春に売り出したものの、売れず、価格・見せ方を見直して、秋に再度、売り出しました。内覧が増え、10月に購入希望者が現れ、11月に売買契約が成立しました。
12月前半に引き渡しを、完了し、年内に決着できました。春に売れなくても、秋の需要期に再挑戦した例です。
秋に売り出す前に準備したいこと
秋に売り出す場合は夏のうちから、準備を始めると、スムーズです。夏は暑さの影響で内覧の動きが、鈍くなる傾向がありますが、この時期を準備期間に充てることができます。査定・書類の整理・室内の片付け・簡単な補修・写真の撮影などを、進めておきましょう。
また、秋は台風・大雨の季節でもあります。屋根・外壁・雨どい・排水の状態を確認し、不具合があれば、補修を検討しましょう。雨の日の内覧で雨漏りや、水の流れが、確認されると、買主の印象に影響する場合があります。
年内の売却を目指す場合は買主の住宅ローンの審査・手続きの、期間も考慮して、スケジュールを逆算しましょう。不動産会社に決済日の目標を伝え、逆算した、販売計画を立ててもらうことをおすすめします。