繰上返済手数料とは
住宅ローンは返済期間にわたって、利息を支払う契約です。売却して、残債を一括で返済(全額繰上返済)する際には、金融機関の手続きが、必要で手数料がかかる場合があります。
手数料の有無・額は金融機関・ローン商品・手続き方法(窓口・インターネット)によって、異なります。契約書・金融機関の窓口で確認しましょう。
全額繰上返済の手続き
- 金融機関に売却・完済の意向を連絡する(早めに)
- 完済予定日・残高・手数料・必要書類を確認する
- 決済日に売却代金から完済する(買主・司法書士・金融機関が立ち会う場合が多い)
- 完済後に抵当権抹消の書類を受け取る
- 司法書士に抵当権抹消登記を依頼する
詳しくは、抵当権抹消登記、住宅ローン残債の確認方法の項目をご覧ください。
事前に確認したいこと
- 繰上返済の手数料(全額・一部)
- 完済の申し込みの期限(何営業日前までか)
- 完済額の確定の方法(利息の日割り計算を含む)
- 固定金利期間中の特別な条件(違約金・手数料など)
- 抵当権抹消書類の発行・受け取りの、方法
売却が決まる前に問い合わせておくと、安心です。
オーバーローンの場合
売却代金が残債に満たない(オーバーローン)場合は不足分を自己資金などで、補い、完済する必要があります。完済できないと、抵当権を抹消できず、売却が成立しません。
住宅ローン控除・保証料の戻り
- 住宅ローン控除:売却した年から適用が受けられなくなる(居住しなくなるため)。詳細は税理士・税務署に確認
- 保証料の返戻:ローン契約時に一括で支払った、保証料の一部が戻る場合がある(契約内容による)
- 団体信用生命保険:完済により、契約が終了する
返戻金は金融機関・保証会社から返金される場合があります。完済後に確認しましょう。
モデルケース:事前連絡でスムーズに完済した例(イメージ)
Vさんは、売買契約の締結後すぐに、金融機関に連絡し、完済の手続き・必要書類・日程を確認しました。手数料の額も事前に把握できました。
決済日に買主・司法書士・金融機関が立ち会い、完済と抵当権抹消がスムーズに完了しました。早めの、連絡がトラブルを防いだ例です。