仮住まいが必要になる場面
- 売り先行で旧居を先に売却し、新居の購入が後になる場合
- 新居(新築)の完成を待つ間に旧居を売却した場合
- 新居の購入契約・決済の日程が旧居の引き渡し日と合わない場合
- 新居のリフォーム・リノベーションの期間中
- 建替えのために一時的に転居する場合
仮住まいが、必要になるかどうかは、売却と購入のスケジュールの調整次第です。
仮住まいの選択肢
- 賃貸マンション・アパート(短期契約・定期借家):敷金礼金・仲介手数料がかかる場合がある
- ウィークリーマンション・マンスリーマンション:短期間(数週間〜数か月)に向く。家賃は割高だが、初期費用が少ない
- 実家・親族宅:費用を抑えられるが、気兼ねや、荷物の保管の問題がある
- トランクルーム・荷物の保管サービス:家財を預けて、身軽に移れる
期間・費用・利便性・家族構成を考慮して、選びましょう。
かかる費用
- 仮住まいの家賃・敷金礼金・仲介手数料・更新料(期間が長い場合)
- 引っ越し費用(旧居→仮住まい→新居の2回分)
- 荷物の保管費用(トランクルーム・保管サービス)
- 光熱費・インターネットの契約・解約費用
- 駐車場・駐輪場の費用
- 子どもの通学・通園への、影響(通学費用の増加など)
仮住まいは、数か月でも、数十万円の追加費用がかかることがあります。資金計画に含めておきましょう。
期間を短くする・回避する工夫
- 引き渡し猶予の特約:旧居の売却後も一定期間、住み続け、新居の入居までつなぐ
- 引き渡し日と新居の入居日の調整:買主・売主と交渉して、できるだけ、近づける
- 買い先行:新居を先に購入し、直接、移る(二重ローンのリスクに注意)
- 新居の契約・決済の日程を旧居の引き渡し日に合わせる
- 新居が新築の場合は完成時期を考慮して、旧居の売却時期を決める
家財・荷物の扱い
仮住まいに、すべての家財を持ち込むのは、難しい場合があります。必要最小限の荷物だけ、仮住まいに、運び、残りは、トランクルーム・荷物の保管サービスに預ける方法があります。
新居への、引っ越し時にまとめて、運び出せるため、引っ越しの回数・費用を抑えられます。保管の費用・期間を事前に見積もりましょう。
売主・買主との調整
旧居の売買契約を結ぶ際に引き渡し日・引き渡し猶予の有無を買主と交渉します。買主の希望(早く入居したい)と売主の希望(新居の入居まで住み続けたい)の折り合いが、つけば、仮住まいを、短縮・回避できます。
売却条件の交渉では、価格を少し、譲る代わりに、引き渡し猶予を認めてもらうなど、条件の組み合わせで、調整できる場合があります。
モデルケース:引き渡し猶予で仮住まいを、回避した例(イメージ)
Uさんは、新居の完成が旧居の売却の決済日より約3週間、遅れる予定でした。仮住まいの、手配と費用を避けるため、買主と交渉し、決済後、3週間の引き渡し猶予を認めてもらいました。
売買契約書に猶予期間・その間の費用負担・物件の管理・違約金を明記しました。新居の完成後、スムーズに引っ越し、仮住まいの費用を節約できました。