住み替えの売却ポイント

住み替えは、売却と購入を同時に進めるため、スケジュールと資金の計画が重要です。進め方の選択肢を整理しましょう。

Order

売り先行と買い先行

売り先行買い先行
進め方今の家を売ってから、新居を買う新居を買ってから、今の家を売る
メリット資金が確定してから購入できる仮住まいが不要で、じっくり新居を選べる
デメリット仮住まいが必要になる場合がある売却が長引くと、二重の負担になる
向いている方資金に余裕がない方資金に余裕があり、売却の見通しが立つ方
Fund

住み替えの資金計画

  • 今の住まいの売却代金(手取り)の見込み
  • ローン残債の有無と金額
  • 新居の購入価格と、諸費用(登記・仲介手数料・不動産取得税など)
  • 引っ越し費用、仮住まいの費用
  • つなぎ融資や住み替えローンの必要性

これらを、早めに試算し、無理のない予算を決めることが大切です。

Tips

住み替えをスムーズに進めるコツ

1

売却価格の見通しを先に立てる

査定を受けて、購入予算の前提となる、売却価格を把握します。

2

引き渡し時期をそろえる

売却の引き渡しと、新居の入居の時期を、調整します。

3

引き渡し猶予を活用する

契約後も、一定期間、住み続けられる特約を設けられる場合があります。

4

売却と購入を、同じ窓口で相談する

スケジュールの調整が、やりやすくなります。

5

税の特例を確認する

3,000万円控除や、買い換え特例などを、事前に確認します。

Detail

住み替えの進め方を、もう少し詳しく

住み替えで、最も重要なのは、「売却と購入の、時間のずれ」をどう管理するかです。売却が先に決まっても、新居が決まっていなければ、仮住まいが必要になります。逆に、新居を先に購入して、売却が長引けば、住宅ローンや固定資産税が二重にかかります。

このリスクを減らすために、まず、今の住まいの売却価格の見通しを立てることが大切です。査定を受けて、「いくらで、どのくらいの期間で売れそうか」を把握すれば、購入予算と、スケジュールが決めやすくなります。

売り先行の場合は、仮住まいの費用を、あらかじめ予算に入れておきます。買い先行の場合は、売却が長引いた場合でも、返済を続けられる余裕があるかを、確認しておきましょう。いずれの場合も、売却と購入を同時に相談できる窓口があると、調整がしやすくなります。

住み替えで使える主な制度・仕組み

  • つなぎ融資:売却代金が入るまでの、一時的な資金
  • 住み替えローン:残債を新居のローンに上乗せして借りる
  • 引き渡し猶予:契約後も、一定期間、住み続ける特約
  • 3,000万円特別控除・買い換え特例:税負担を軽くする特例(併用に制限あり)
Case

売り先行と買い先行の選び方(イメージ)

たとえば、現在の住まいのローン残債が少なく、手元資金に余裕がない方は、売却代金を新居の購入に充てたいため、売り先行が安全です。仮住まいが必要になる場合でも、資金計画が立てやすくなります。

反対に、ローン残債がほとんどなく、資金に余裕がある方は、買い先行で、新居をじっくり探すことができます。それぞれの事情で、最適な方法が異なります。

Checklist

住み替えのチェックリスト

  • 今の住まいの査定を受けた
  • ローン残債を確認した
  • 新居の予算を決めた
  • 売り先行・買い先行を決めた
  • 仮住まいの要否と、費用を確認した
  • 税の特例の要件を確認した
  • 引っ越しの時期を決めた
Mistake

住み替えでよくある失敗

失敗例

売却価格を、見込んで購入する

売却が想定より低いと、資金計画が崩れます。

失敗例

買い先行で、売却が長引く

ローン・税金の二重負担が、重くなります。

失敗例

売り先行で、仮住まいの費用を見落とす

家賃・引っ越し費用が、二重にかかります。

失敗例

諸費用を、見込んでいない

売却・購入の両方に、諸費用がかかります。

失敗例

税の特例の併用を、誤解する

併用できない特例があります。事前に確認を。

失敗例

引き渡し日が、合わない

売却と購入の日程を、調整しましょう。

Flow

住み替えの標準的な流れ

1

現状の把握

残債・査定額・資金の状況を確認します。

2

方針の決定

売り先行か買い先行かを決めます。

3

売却・購入の活動

売却と、新居探しを、並行して進めます。

4

契約・資金計画の確定

それぞれの契約を結び、資金のつなぎ方を確定します。

5

引き渡し・引っ越し

日程を調整して、引き渡しと引っ越しを行います。

FAQ

このテーマのよくある質問

Q売り先行と買い先行、どちらがよいですか?
資金や、ご事情によります。資金に余裕がなければ、売り先行が安全です。
Q仮住まいは必要ですか?
売り先行の場合、売却後から新居入居までの間、必要になることがあります。
Qつなぎ融資とは何ですか?
売却代金が入るまでの間、新居の購入資金を一時的に借りる融資です。
Q住み替えで使える税の特例はありますか?
3,000万円特別控除、買い換え特例、譲渡損失の繰越控除などがあります。要件は税理士に確認してください。
Q住み替えの売却も、相談できますか?
もちろんです。売却のご相談をお待ちしています。
Q住み替えのとき、売却と購入は同じ会社に頼むべきですか?
同じ窓口のほうが、スケジュール調整はしやすくなります。ただし、それぞれ最適な会社を選ぶ方法もあります。
Q売れなければ、新居を購入できませんか?
買い先行の場合は、売却が決まらなくても購入できますが、資金に余裕が必要です。
Q住み替えローンは、誰でも使えますか?
金融機関の審査があります。借入額が大きくなるため、審査が厳しくなる傾向があります。
Q引き渡し猶予は、どのくらい取れますか?
買主との合意で決めます。期間や、その間の費用負担を、契約書に明記します。
Q住み替えに、どのくらいの期間が必要ですか?
売却・購入の状況によりますが、数か月〜半年以上かかることもあります。
Q住み替えローンの上限は?
金融機関によって異なります。審査もあるため、事前に確認が必要です。
Q住み替えの税の特例を、教えてください。
3,000万円特別控除や、買い換え特例などがあります。税理士にご相談ください。

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