11. 引っ越し・残置物撤去の準備とは?

引っ越し・残置物撤去の準備とは、売買契約から決済・引き渡しまでの間に売主が引っ越しを済ませ、家財道具や不用品(残置物)を撤去して、物件を引き渡せる状態にする、準備のことです。スケジュール管理と処分費用の見積もりが、重要になります。

この用語のポイント

  • 引き渡し日までに、引っ越しを、完了し、物件を空にする(特約がある場合を除く)
  • 残置物(家財・不用品・庭の物)は売主が撤去・処分する(買取では、現況引き渡しの場合もある)
  • 引っ越し業者・不用品回収業者は早めに、見積もり・予約をする
  • 公共料金・インターネット・郵便・保険などの、手続きも、あわせて行う
Index

このページの目次

準備が必要な理由

売買契約を結ぶと、売主は決済日までに、物件を引き渡せる状態にする義務を負います。引っ越しや、残置物の撤去が間に合わないと、引き渡しが遅れ、買主との、トラブルや違約金の問題につながります。

とくに、3月末〜4月初めは、引っ越しの繁忙期で業者の予約が取りにくくなります。契約後すぐに、準備を始めましょう。

引っ越しのスケジュール

  1. 売買契約の直後:引っ越し先の確定・引っ越し業者の見積もり・予約
  2. 契約から2〜3週間後:不用品の仕分け・処分の手配
  3. 決済の1〜2週間前:荷造り・不用品回収・公共料金の手続き
  4. 決済の数日前:引っ越し実施・清掃
  5. 決済当日:鍵・書類の引き渡し

新居が決まっていない場合は仮住まいの手配も必要です。詳しくは、仮住まいの項目をご覧ください。

残置物の処分方法

  • 自治体のごみ回収・粗大ごみ:費用を抑えられるが、回収日の制約がある
  • 不用品回収業者:一括して、回収してもらえる。業者選びに、注意(許可の有無・料金)
  • 遺品整理業者:実家の整理で利用。仕分け・供養も依頼できる
  • リサイクル・買取:状態のよい、家電・家具は買い取ってもらえる
  • 家電リサイクル法の対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は専用の処分が必要

詳しくは、残置物処分の進め方の項目をご覧ください。

引き渡し前の手続き

  • 電気・ガス・水道の使用停止・精算の手続き(引き渡し日に合わせる)
  • インターネット・電話・NHKなどの、解約・移転
  • 郵便物の転送届
  • 住所変更(運転免許証・銀行・保険・クレジットカードなど)
  • 火災保険・地震保険の解約(引き渡し日以降)
  • 新聞・宅配サービスの停止・変更

電気・ガス・水道は引き渡し直前まで使えるように、しておきましょう。決済当日に買主が立ち会いで、設備を確認する場合があります。

買取・現況引き渡しの場合

買取業者への売却では、家財道具が残ったままでも、現況のまま、引き渡せる場合があります。この場合、売主は片付けの時間・費用の負担を軽減できますが、買取価格に処分費用が反映される傾向があります。

現況引き渡しが、可能かどうかは、買取業者・物件の状況によって、異なります。事前に確認し、契約書に明記しましょう。詳しくは、片付け・残置物整理のページもご覧ください。

モデルケース:引っ越し準備を早めて、スムーズに引き渡せた例(イメージ)

Bさんは、3月に売買契約を結び、決済は4月中旬の予定でした。契約の翌日に引っ越し業者を複数社、見積もり・予約し、繁忙期でも、希望日を確保できました。不用品は自治体の粗大ごみと、不用品回収業者を併用して、処分しました。

決済の前日に引っ越しを、完了し、清掃も済ませて、当日は鍵と書類を引き渡すだけでした。契約後、すぐに、準備を始めたことがスムーズな引き渡しにつながった例です。

さいたま市で売却する場合の視点

さいたま市内では、3月末〜4月初めは、引っ越しの繁忙期で業者の予約が取りにくくなります。さいたま市の粗大ごみ回収は事前申込みが、必要で日程が先まで埋まる場合があります。早めに、手配しましょう。

Checklist

11. 引っ越し・残置物撤去の準備のチェックリスト

売却を進める前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 引っ越し業者の見積もり・予約をした
  • 不用品の処分方法を決めた
  • 公共料金・通信の手続きを、確認した
  • 住所変更の手続きを、確認した
  • 引き渡し日の清掃を手配した
FAQ

11. 引っ越し・残置物撤去の準備に関するよくある質問

Q残置物は全部、撤去すべきですか?
原則として、引き渡しまでに、撤去します。契約書で残す物を定めた場合は除きます。
Q引っ越しが、間に合わない場合は?
引き渡し猶予の特約を検討するか、買主と日程を調整します。
Q不用品の処分費用はいくらですか?
物量や業者によって、異なります。複数社の見積もりを、比べましょう。
Q電気・水道はいつ、止めますか?
引き渡し日(決済日)の直後に止める手続きを、するのが、一般的です。
Q火災保険はいつ、解約しますか?
引き渡し後に解約します。引き渡しまでは、継続しましょう。
Q買取なら、家財を残せますか?
物件の状況によっては、現況のまま、相談できます。
Related

関連する大辞典の項目

あわせて理解しておきたい、関連項目です。

  • 残置物処分の進め方:残置物処分の進め方とは、空き家や売却する住宅に残された、家財道具・不用品・遺品などを、仕分け・撤去・処分する、手順のことです。売却の方法(仲介・買取)・遺品…
  • 12. 決済・引き渡し当日の流れ:決済・引き渡し当日の流れとは、売買契約の最終段階である、決済日に売主・買主・司法書士・不動産会社などが、集まって、行う手続きの、一連の流れのことです。残代金…
  • 引き渡し:引き渡しとは、売買契約にもとづき、売主が買主に対して、不動産の所有権や占有を移し、物件を明け渡すことです。決済(残代金の支払い)と同時に行われ、リスク(滅失…
  • 残置物・処分費用トラブル:残置物・処分費用トラブルとは、売却後に家財道具や庭の物などの、残置物の扱い・処分費用の負担を巡って、売主と買主の間で争いになることです。契約書での、取り決め…
  • 10. 売買契約の締結:売買契約の締結とは、買主との、価格・条件が合意に至った後、売買契約書を取り交わし、手付金を受け取る、手続きです。通常、不動産会社の事務所で重要事項説明を受け…
  • 仮住まい:仮住まいとは、住み替えで、旧居の引き渡しから、新居の入居までの間に一時的に住む、住居のことです。売り先行の住み替えや、新居の完成を待つ場合などに、必要になり…
  • 1. 情報収集・相場把握:情報収集・相場把握とは、不動産売却の最初のステップで売却を検討し始めた段階で物件の情報を整理し、相場や売却の流れ、費用・税金などの、基礎知識を集めることです…
  • 2. 不動産会社選びのポイント:不動産会社選びのポイントとは、売却を任せる不動産会社を選ぶ際に確認すべき、基準のことです。免許・実績・査定の根拠・担当者の対応・販売力・フォロー体制などを、…

11. 引っ越し・残置物撤去の準備に関するご相談も承ります

さいたま市で不動産の売却をお考えの方へ。査定・ご相談は無料、秘密厳守です。お電話またはメールでお気軽にお問合せください。

電話で相談 メール相談