売却にかかる期間の目安
不動産売却にかかる期間は物件の種類・立地・価格・時期によって、大きく異なります。一般的な目安は次のとおりです。
- 査定・会社選び・媒介契約:2〜4週間
- 売り出し〜買主が決まるまで:2〜6か月程度(売れにくい物件はそれ以上)
- 売買契約〜決済・引き渡し:1〜2か月
- 合計:仲介では、半年前後〜1年程度が一つの目安
買取であれば、条件が合えば、数日〜数週間で完了する場合があります。
期間を左右する要因
- 価格:相場より高いと、売れ残る。適正な価格は早期成約につながる
- 物件の条件:立地・築年数・形状・接道・権利関係
- 時期:春先・秋口は需要が高い傾向
- 市況:金利・景気・競合物件の数
- 売り出しの質:写真・広告・内覧対応
- 売却方法:仲介か買取か
売主がコントロールできる要因(価格・見せ方・売却方法)を見直すことで、期間を短縮できる場合があります。
長期化の原因
- 価格が相場より高い
- 広告の内容(写真・説明文)が魅力的でない
- 内覧時の印象がよくない(清掃・整理・においなど)
- 物件に制約がある(接道・再建築不可・調整区域など)
- 不動産会社の販売活動が不十分
- 季節・市況の影響
原因を特定するために反響の数・内覧後の感想・競合物件の状況を不動産会社と確認しましょう。
長期化した場合の対処
- 反響・内覧の状況を不動産会社に確認する
- 価格を見直す(周辺の成約事例・競合物件と比較する)
- 写真・広告文を改善する
- 清掃・整理・小さな補修で内覧時の印象を高める
- 媒介契約の期間満了を機に会社の変更・契約の種類の見直しを、検討する
- 売却方法を変える(買取・更地渡し・分筆など)
売却が長引くほど、固定資産税・管理費・維持費などの、負担が増えます。期限を決めて、見直しを、行いましょう。
期間を短縮したい場合
売却を急ぐ場合は次のような方法があります。
- 買取を依頼する(最短数日〜数週間)
- 価格を相場よりやや低めに、設定する
- 買取保証付き仲介を利用する(一定期間、仲介で売り出し、売れなければ、会社が買い取る)
- 書類・片付け・測量などを、事前に済ませておく
詳しくは、急ぐ場合の売却の項目をご覧ください。
モデルケース:売却が長引いた後、見直しで、成約した例(イメージ)
Fさんは、土地を相場より少し高めの価格で売り出し、3か月が経過しても、内覧はほとんど、ありませんでした。不動産会社と相談し、周辺の成約事例を確認したところ、価格が約10%高いことがわかりました。
Fさんは、価格を見直し、広告の写真も更新しました。その結果、見直しの、2週間後に問い合わせが、増え、1か月後に成約しました。早めの見直しが、長期化を防いだ例です。