土地を高く売るポイント⑥ 過去の利用履歴を明らかにしておく
土壌汚染と同様に買主が気にするのが地中障害物です。土地の過去の利用履歴を整理しておく重要性を解説します。
地中障害物とは
土壌汚染と同様に買主は非常に気にするポイントとして地中障害物があります。地中障害物とは、土の下に埋まっているコンクリートガラや建物の基礎躯体といったものです。良くあるケースとしては、従前に鉄筋コンクリート造の建物が建っていた場合、建物を取り壊した際、地下部分の躯体は壊さずに残していたというパターンがあります。鉄筋コンクリート造の建物の地下躯体は、撤去に多くの費用がかかるため、以前の売主が地下躯体を取り壊さず、そのまま残したというのが理由です。
都内などの都心部の土地は、昔から鉄筋コンクリート造の建物があるため、地下埋設物がある可能性があります。郊外の土地でも、過去に大きな建物があったような土地は、地下躯体が残っているケースもあります。地下埋設物については、残念ながら有効な調査手段というものがありません。超音波調査というのがありますが、調査できる深度が数メートルに限られており、それだけでは判断がつきません。
過去の利用履歴を整理しておく重要性
そこで、買主に安心してもらうためには、分かる範囲で過去の土地の使用履歴を調べておくことが有効になります。土地の過去の使用状況は、第三者が調べる場合は、古い住宅地図等から推測します。しかしながら、古い住宅地図だけでは限界があり、分からないことも多いです。土地の使用履歴に関しては、所有者のみしか知りえないことも多く、どのような使われ方をしていたか、一度整理しておくことが重要です。
使用履歴といっても、例えば、「むかし祖父が“うちが引っ越してくる前、ここは一面畑だった”と言っていた」程度の内容で構いません。気にする買主は過去の利用状況を聞いてきます。売却活動をする前に、一度過去の利用履歴を整理しておきましょう。なお、地中障害物に関しても、瑕疵担保責任を全部免責しておくことをお勧めします。
他のポイントも見る
古家があれば取り壊す
更地が最も売りやすい状態です。古家や物置などは取り壊してから売却しましょう。
値上がり基調のときに売る
値上がり基調のタイミングで売却すれば、土地はより高く売れます。
境界を確定する
売りやすい土地の条件の一つが、境界が確定していることです。
越境の覚書を締結する
境界を確定すると新たに見えてくる「越境」の問題に備えます。
土壌汚染調査をする
買主がリスクを感じやすい土壌汚染の有無を調査しておきます。
隣地を買い増ししてから売る
隣地を買い増ししてまとめて売却すると高く売れる場合があります。
分けて一部を売る
中途半端に広い土地は分筆して一部を売却するのも一つの方法です。
良い不動産会社を選ぶ
頑張って売却活動をしてくれる不動産会社選びも重要です。
過去の利用履歴のご相談も、まずは無料相談から
地中障害物や瑕疵担保責任の考え方についても、丁寧にご説明いたします。査定・ご相談は無料、秘密厳守です。