土地を高く売るポイント② 値上がり基調のときに売る
土地は値上がり基調のタイミングで売却すると高く売れます。地価公示の見方や、価格が動く背景を解説します。
土地については、景気の状況によって価格が高くなったり、安くなったりします。単純な話ですが、土地が値上がり基調のときに売却すれば、土地は高く売れます。逆に土地が値下がり基調のときに高く売却することは、プロの不動産会社であっても難しいです。
値上がり基調かどうかを見極める方法
土地が値上がり基調であるかどうかを判断するには、近隣の地価公示価格を確認するのが良い方法です。地価公示とは、定点観測地点の価格を国が毎年調査し、公表する制度です。地価公示ポイントは全国で26,000地点あります。地価公示の価格は、毎年1月1日時点の価格であるため、前年の価格と比較することができます。また地価公示は価格以外にも変動率を公表しています。前年の価格よりも高ければ変動率はプラスとなり、前年の価格よりも低ければマイナスとして表記されます。
例えば、国内で最も価格が高い地価公示ポイントは東京都中央区銀座4丁目にあります。2017年1月1日時点の変動率は、前年比約+26%です。ここ数年、国内の地価は上昇基調にあり、都心部の土地については変動率がプラスです。
値上がり基調のときに売却すべき理由
土地が値上がり基調のときは、景気も良いため、銀行の融資を受けやすくなります。融資が比較的簡単に通るため、購入できる人が多くなり、土地価格は上がりやすくなります。一方、不景気へと反転してしまうと、銀行の融資が受けにくくなります。不景気時には土地を購入できる人が激減してしまうため、土地価格が下がりやすくなります。土地を高く売るには、市況のタイミングを見計らって売却するのが一番高く売却できる方法です。
今後の地価動向をどう読むか
なお、土地の値上がり基調はいつまで続くかは誰にもわかりません。過去の状況からすると、国内の土地の値動きは、概ね15年を1サイクルとして波がやってきます。今後、土地が値下がり始める可能性としては、日銀がマイナス金利を止めるタイミングが1つあるかもしれません。超低金利政策が終われば、融資条件が悪くなるため、土地を購入する人が急激に減ってしまいます。すでにアメリカは利上げに踏み切っており、2024年に日銀のマイナス金利政策は解除されました。そのため、土地を売却するのであれば、価格が高いうちに売却するのが良いでしょう。
他のポイントも見る
古家があれば取り壊す
更地が最も売りやすい状態です。古家や物置などは取り壊してから売却しましょう。
境界を確定する
売りやすい土地の条件の一つが、境界が確定していることです。
越境の覚書を締結する
境界を確定すると新たに見えてくる「越境」の問題に備えます。
土壌汚染調査をする
買主がリスクを感じやすい土壌汚染の有無を調査しておきます。
過去の利用履歴を明らかにしておく
地中障害物への不安に備え、土地の過去の利用履歴を整理します。
隣地を買い増ししてから売る
隣地を買い増ししてまとめて売却すると高く売れる場合があります。
分けて一部を売る
中途半端に広い土地は分筆して一部を売却するのも一つの方法です。
良い不動産会社を選ぶ
頑張って売却活動をしてくれる不動産会社選びも重要です。
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