マンション売却のポイント

マンションは、戸建てや土地と違い、管理状況が、価格や売りやすさに影響します。マンションならではの注意点を確認しましょう。

Look

買主が見るポイント

ポイント

立地と周辺環境

駅からの距離、買い物・学校などの利便性が見られます。

ポイント

管理の状況

共用部分の清掃状況や、管理組合の運営が、評価に影響します。

ポイント

管理費・修繕積立金

金額と、積立金の残高、今後の値上げの予定が見られます。

ポイント

大規模修繕の履歴と予定

実施の時期と、今後の計画が、確認されます。

ポイント

専有部分の状態

リフォームの有無、設備の状態、日当たり、眺望が見られます。

ポイント

耐震性・築年数

旧耐震か新耐震かで、住宅ローン等に影響する場合があります。

Docs

マンション売却で用意する書類

  • 管理規約・使用細則
  • 管理費・修繕積立金の額がわかる書類
  • 管理に関する重要事項調査報告書(管理会社が発行)
  • 長期修繕計画、総会議事録(あれば)
  • 駐車場・駐輪場・トランクルームの使用契約書
  • 専有部分の設備や、リフォームに関する書類

管理会社への依頼には、日数と、手数料がかかる場合があります。早めに準備を始めましょう。

Cost

マンション特有の精算と費用

マンションの売却では、次のような精算が発生します。

  • 管理費・修繕積立金:引き渡し日で日割り精算する
  • 固定資産税・都市計画税:引き渡し日で日割り精算する
  • 駐車場使用料:引き渡し日で、日割り精算する
  • 管理費等の滞納がある場合は、決済までに清算する

修繕積立金が不足している物件では、将来の値上げや、一時金が見込まれ、価格に影響する場合があります。

Up

高く売るための準備

1

専有部分を清潔に保つ

水回り・玄関・窓まわりを、重点的に整えます。

2

管理状況を整理しておく

修繕の履歴や、管理組合の運営状況を、説明できるようにします。

3

近隣の売り出し状況を確認する

同じマンションや、近隣の競合を把握します。

4

共用部分の気になる点を把握する

騒音・漏水などの事実は、正直に伝えます。

5

買取という選択肢も検討する

築年数が進んだ物件や、事情のある住戸は、買取も有力です。

Detail

マンションの価値は「管理」で決まる

マンションは、専有部分(自分の住戸)の状態だけでなく、共用部分の管理状況や、管理組合の運営が、価値に大きく影響します。戸建てや土地と、もっとも異なる点です。

管理状況の良いマンションは、共用部分がきれいに保たれ、修繕が計画的に行われています。長期修繕計画が整っており、修繕積立金も、計画に見合った額が積み立てられていれば、将来の突然の負担増が、小さくなります。買主は、これらの情報を重要事項説明などで確認し、購入を判断します。

反対に、修繕積立金が不足していたり、管理費の滞納が多かったり、総会が開かれていなかったりすると、買主から敬遠される場合があります。売主ができることは限られますが、わかっている事実を、正確に伝える姿勢が、信頼につながります。

マンション売却で、価格に影響しやすい点

  • 築年数と、耐震基準(旧耐震・新耐震)
  • 管理費・修繕積立金の額と、積立金の残高
  • 大規模修繕の実施履歴と、今後の予定
  • 駐車場・駐輪場・共用施設の状況
  • 階数・向き・眺望・日当たり
  • 同じマンション内の、売り出し状況
Case

管理状況をアピールする例(イメージ)

たとえば、築20年のマンションで、数年前に大規模修繕を終え、修繕積立金も十分に確保されている場合、その事実は、買主にとって大きな安心材料になります。内覧時や、販売資料で、修繕の履歴や、管理組合の運営状況を、わかりやすく示せるよう、事前に整理しておくと有利です。

Checklist

マンション売却のチェックリスト

  • 管理規約・使用細則を確認した
  • 管理費・修繕積立金の額を確認した
  • 管理費等の滞納がないか確認した
  • 長期修繕計画と、大規模修繕の履歴を確認した
  • 駐車場・駐輪場の使用契約を確認した
  • 管理会社に、重要事項調査報告書の発行を依頼した
  • 同じマンションの、売り出し事例を確認した
Mistake

マンション売却でよくある失敗

失敗例

管理規約を、確認していない

ペットや、リフォームのルールが、買主の判断に影響します。

失敗例

書類の準備が、遅れる

管理会社の書類は、取得に日数がかかります。

失敗例

近隣の売り出し物件を、把握していない

競合の価格との比較が、必要です。

失敗例

修繕積立金の状況を、説明できない

買主の不安につながります。

失敗例

管理費等の滞納を、放置する

決済までに、清算が必要です。

失敗例

専有部分の状態を、整えていない

水回りや、日当たりの印象が、価格に影響します。

Table

戸建てとの違い

マンション戸建て
所有の範囲専有部分+共用部分の持分土地+建物
管理管理組合・管理会社所有者自身
売却時の確認管理規約・修繕積立金・長期修繕計画境界・接道・建物の状態
売却に影響する要素管理状況・築年数・階数・方位土地の形・道路・建物の状態
書類管理会社の書類が必要測量図・建築確認済証が中心
FAQ

このテーマのよくある質問

Q管理費の滞納があっても、売却できますか?
決済までに清算すれば、売却できます。
Qマンションの査定で見られる点は?
立地、専有面積、築年数、階数、方位、管理状況などです。
Q築年数が古いマンションは売れにくいですか?
売れにくい傾向はありますが、管理状態や立地で評価が変わります。買取も選択肢です。
Q駐車場の権利は、一緒に売れますか?
契約内容によります。使用権を引き継げるか、確認が必要です。
Qマンションの管理会社には、いつ連絡しますか?
売却を進める段階で、不動産会社を通じて、書類を依頼します。
Qマンションの売却に、管理組合の承認は必要ですか?
売却に、管理組合の承認が必要なことは、通常ありません。ただし、規約で、届出などが定められている場合があります。
Qリフォームしてから売ったほうがよいですか?
リフォーム費用が、価格に反映されるとは限りません。必要性を、不動産会社に相談してください。
Q修繕積立金が不足している場合は?
買主への説明が必要です。価格に影響する場合があります。
Q賃貸中のマンションも売却できますか?
できます。詳しくは、賃貸中の不動産の売却のページをご覧ください。
Q同じマンションの売り出しが多いと、不利ですか?
競合が増え、価格に影響する場合があります。タイミングを、相談しましょう。
Q管理会社に、売却を知られますか?
書類の取得のため、連絡が必要になります。秘密は、保たれます。
Qペット可のマンションは、有利ですか?
ペットを飼う方の需要が、見込める場合があります。

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