土地売却は「査定依頼」→「媒介契約」→「売却活動」→「売買契約」→「決済・引き渡し」→「確定申告」という流れで進みます(詳しくは「土地売却の流れ|基本の6つのステップ」をご覧ください)。この記事では、各ステップで失敗しないために押さえておきたい注意点を整理しました。
査定の段階で気をつけたいこと
複数の不動産会社に査定を依頼し、金額だけでなく「なぜその金額になったのか」を説明してくれるかを比較しましょう。根拠のない高額査定だけを提示する会社に飛びつくと、結局売れずに値下げを繰り返すことになりかねません。
媒介契約の段階で気をつけたいこと
「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」にはそれぞれ特徴があります(詳しくは「土地売却の流れ」をご覧ください)。契約内容をよく理解せずに契約してしまうと、思うように売却活動が進まなかったり、他社に相談しづらくなったりすることがあります。契約前に必ず内容を確認しましょう。
売却活動の段階で気をつけたいこと
売り出し価格は売主に決定権がありますが、相場から大きく外れた価格設定は、購入検討から外れる原因になります。逆に、値下げ交渉を見込みすぎて安く出しすぎるのも損です。不動産会社と相談しながら、適正な価格設定を心がけましょう。
売買契約の段階で気をつけたいこと
手慣れた購入希望者の中には、契約条件の細部で有利な条件を引き出そうとする場合があります。重要事項説明書や売買契約書の内容は、わからない点をそのままにせず、必ず不動産会社に確認してから署名・捺印しましょう。契約後に約束に反すると違約金が発生することもあるため、慎重な確認が欠かせません。
決済・引き渡しの段階で気をつけたいこと
残代金の受領と土地の引き渡しは原則同時に行います。買主が住宅ローンを利用する場合は、ローン承認のタイミングを踏まえてスケジュールを調整する必要があります。また、固定資産税の負担割合(引き渡し日を境に売主・買主で分担するのが一般的)についても、事前に取り決めを確認しておきましょう。
確定申告の段階で気をつけたいこと
土地の売却で利益が出た場合、翌年の2月16日〜3月15日に確定申告が必要です。申告を忘れると追徴課税の対象になることがあるため、必要書類は早めに準備しておきましょう(詳しくは「確定申告で用意すべき必要書類一覧」をご覧ください)。
信頼できる不動産会社と進めることが一番の対策
ここまで紹介した注意点の多くは、実績があり、査定額の根拠や契約内容をきちんと説明してくれる不動産会社と進めることで、リスクを大きく減らすことができます。土地に特殊な事情がある場合や、他社で断られてしまった場合も、経験豊富な会社であれば解決策が見つかることがあります。