土地を売却して利益(譲渡所得)が出た場合は、翌年の2月16日〜3月15日に確定申告が必要です。申告をスムーズに進めるためには、事前に必要書類を揃えておくことが大切です。ここでは、一般的に必要とされる書類を整理してご紹介します。
確定申告で必要になる主な書類
- 売買契約書(今回の売却分):売却金額や引き渡し日を確認するために必要です。
- 売買契約書(取得時のもの):土地を購入・相続した際の契約書。取得費を計算するために使います。取得費が分からない場合は、売却価格の5%を取得費とみなす「概算取得費」で計算する方法もあります。
- 譲渡費用が分かる領収書:仲介手数料、測量費、印紙代など、売却にかかった費用の領収書です。
- 登記事項証明書(登記簿謄本):法務局で取得できる、土地の所有権や面積などを証明する書類です。
- 本人確認書類・マイナンバー確認書類:申告の際に必要になります。
- 源泉徴収票(給与所得がある場合):他の所得と合算して申告する際に必要です。
特例を利用する場合に追加で必要な書類
相続した空き家を売却する場合の特例や、居住用財産を売却した場合の特別控除など、各種特例を利用する場合は、それぞれ追加の証明書類が必要になることがあります。適用できる特例があるかどうかは、税理士や税務署に確認することをおすすめします。
書類を早めに準備するメリット
必要書類を早めに整理しておくことで、確定申告の直前に慌てることがなくなります。また、税理士に依頼する場合も、書類が揃っていることで報酬を抑えられる場合があります(詳しくは「土地売却時の確定申告を税理士に依頼する費用相場」をご覧ください)。
申告を忘れるとどうなるか
確定申告が必要な状況で申告を行わなかった場合、無申告加算税や延滞税といった追加の税負担が生じる可能性があります。土地の引き渡しが完了したら、早めに必要書類の準備を始めることをおすすめします。