自分で調べる方法|公的評価額を活用する
土地のおおよその価値は、以下のような公的な評価額からある程度把握することができます。
- 路線価:国税庁が毎年公表する、相続税・贈与税の算定基準となる評価額です。道路に面した土地の1平方メートルあたりの価格が示されています。
- 固定資産税評価額:固定資産税や登録免許税の算定基準となる評価額で、市区町村から届く固定資産税の納税通知書などで確認できます。
- 公示地価・基準地価:国や都道府県が毎年公表する、標準的な土地の価格です。
これらの評価額は、実際の取引価格(実勢価格)とは異なる基準で算出されているため、あくまで目安として活用するのがポイントです。
不動産会社に依頼する方法
実際に売却を検討する場合は、不動産会社に査定を依頼するのが確実です。査定には主に以下の2種類があります。
- 簡易査定(机上査定):周辺の取引事例や公的評価額などのデータをもとに、短時間で概算金額を算出する方法です。
- 訪問査定(現地調査):実際に現地を訪れ、土地の形状、接道状況、地盤などを確認したうえで、より精度の高い金額を算出する方法です。
正確な売却価格を知りたい場合は、簡易査定で概算を把握したうえで、複数社に訪問査定を依頼し、比較検討することをおすすめします。
査定額が決まる主なポイント
- 立地・周辺環境:最寄り駅からの距離、周辺の商業施設や生活利便性などが評価に影響します。
- 土地の形状・面積:整形地か不整形地か、面積が広すぎたり狭すぎたりしないかなどが影響します。
- 接道状況:前面道路の幅員や、建築基準法上の道路に接しているかどうかは、土地の利用価値に直結する重要な要素です。
- 法的な規制:市街化調整区域や用途地域などの法的規制によって、利用できる用途が制限される場合があります。
- 地盤・整地状況:地盤の強さや、整地されているかどうかも査定に影響します。
- 周辺の取引事例:近隣で実際に成約した取引価格は、査定額を決める大きな根拠になります。
査定額の根拠を必ず確認しましょう
複数の不動産会社に査定を依頼すると、金額に差が出ることがあります。金額の高さだけで選ぶのではなく、「なぜその金額になったのか」を具体的に説明してくれる会社を選ぶことが、後悔しない土地売却につながります。